本来、eラーニング講座を開設するためには、動画撮影用のカメラや動画編集用のパソコン等を用意して、本格的な撮影・編集を行うことがベストだと思われます。
ただ、一気にハードルが上がるような気がしませんか?
本講座では、難しいことをできるだけ避け、スマートフォンを使って簡単にeラーニング講座を作る方法をお伝えします。
まず、今回は【撮影に必要な機材】をご紹介いたします。
一言でスマートフォンといっても、世の中には多くの機種が存在します。
そのなかでもスマートフォンで動画を扱う場合は、ある程度以上のスペックが必要となります。
スペックが低いと、「撮影がうまくできない」・「動画編集ができない」等のトラブルが発生してしまう可能性がありますので、撮影を始める前にきちんと確認をしておきましょう。
以下に、動画を扱う際に必要となるスマートフォンのスペックについてご紹介します。
RAM (メモリ)
4GBから6GB以上が望ましい
これにより、スムーズな動画編集と高品質な映像再生が可能
ROM(ストレージ)
64GB以上(128GB以上が理想)
動画ファイルは大容量でストレージ容量が足りないと問題が発生する可能性があるため、少ない場合は外部ストレージを検討する
動画などを保存するスペースのこと
画素数
1000万画素以上がおすすめ
高い画素数は写真データの品質向上に寄与する
ただし、画素が高いほどファイルサイズが大きくなるので注意が必要
上記のスペックに加えて、スマートフォンにあると便利な機能をご紹介します。
手振れ補正
手ブレを補正して安定した映像を得ることができる
暗闇補正
低照度条件でも明るい映像を撮影できる
オートフォーカス
被写体に自動的にピントを合わせる機能で、シャープな映像が撮れる
フリッカーレス
フリッカーとは、照明の明滅によっておきる画像のちらつきのこと
映像中の点滅やフリッカー現象を軽減する機能
コストパフォーマンスが高い最新のスマホをご紹介します。
(2023年7月現在。)
iPhoneシリーズ
SE(第3世代)
13 mini
Galaxyシリーズ
S20
A54 5G
Google Pixelシリーズ
7a
6a
AQUOSシリーズ
sense7
Xperiaシリーズ
10Ⅳ
これらのスマートフォンは、動画制作において高品質な映像を得るために適しています。
撮影するシチュエーションに応じた必要な機能と予算を考慮して、スマートフォンを選びましょう。
スマートフォン用のスタンドは、撮影時に非常に役立つアクセサリーの一つです。
一人でも撮影が可能
スタンドを使用すると、他の人の助けを借りずに自分自身を撮影できる
ブレを抑えられる
スタンドを使えば、手ブレを最小限に抑えて安定した映像を撮影できる
高さや設置位置を固定可能
スタンドを使ってカメラを高さや角度を調整し、毎回同じ構図で撮影できる
スマートフォン用三脚スタンド
スタンダードで、テーブル等がなくても使えるものです。
黒板やホワイトボードを使用した解説動画や、料理や手芸など、手元を真上から撮影するのにもおすすめです。
ただし、サイズが少し大きいため持ち運びにはやや不便です。
たこ足型卓上三脚
安定性・汎用性の高い卓上モデルです。
持ち運びやすくポールや木にも取り付け可能です。
安定性の面でも評価が高く、卓上での手元を移す撮影や、狭いスペースでの撮影や撮影場所を複数想定してる場合におすすめです。
これらのスタンドを活用することで、映像の安定性と品質を向上させることができるでしょう。
アームが長く、くねくねと曲がるスタンドはお勧めをしません。
比較的安価で自由度は高いのですが、スマホの重みに耐えられず、位置が固定できない可能性があります。
撮影の度にカメラの位置や角度を同じにするのが難しくなるため、できれば避けた方がよいでしょう。
スマートフォンでの動画制作において、音声の品質は非常に重要です。
通常のスマートフォン内蔵マイクでは、クリアで安定した音声を得るのは難しいことがあります。
eラーニング講座で聞き取りやすい声を撮るためにも、ピンマイクを用意しましょう。
固定(設置)型のマイクと比べ、マイクとの距離を気にせず、動きながら音量変化が少ない録音ができる
話している人の周辺の音のみを録音でき、不要な音を極力カットできる(背景騒音を最小限に抑え、クリアな音声をキャプチャできる)
ワイヤレスのピンマイクの場合は、動きやすいが遅延や通信に注意が必要
スマホに接続するタイプの場合は、スマホと人物との間でのコードの映り込みに注意が必要
スマホによっては接続端子が合わない場合があるため、変換コネクタが必要になることがある
一方で、話す人があまり動かない場合や同時に複数人が話す場合は、ピンマイクではなく【設置型のマイク】がお勧めです。
以上のようなメリット・デメリットと、実際に撮影をするシチュエーション等を考慮して、あなたの求める条件に合うマイクを用意しましょう。