3-1.動画撮影に必要なもの

はじめに

本来、eラーニング講座を開設するためには、動画撮影用のカメラや動画編集用のパソコン等を用意して、本格的な撮影・編集を行うことがベストだと思われます。

ただ、一気にハードルが上がるような気がしませんか?

本講座では、難しいことをできるだけ避け、スマートフォンを使って簡単にeラーニング講座を作る方法をお伝えします。

まず、今回は【撮影に必要な機材】をご紹介いたします。

撮影に必要なもの: スマートフォン

一言でスマートフォンといっても、世の中には多くの機種が存在します。

そのなかでもスマートフォンで動画を扱う場合は、ある程度以上のスペックが必要となります。

スペックが低いと、「撮影がうまくできない」・「動画編集ができない」等のトラブルが発生してしまう可能性がありますので、撮影を始める前にきちんと確認をしておきましょう。

以下に、動画を扱う際に必要となるスマートフォンのスペックについてご紹介します。

必要なスペック

  • RAM (メモリ)

    • 4GBから6GB以上が望ましい

    • これにより、スムーズな動画編集と高品質な映像再生が可能

  • ROM(ストレージ)

    • 64GB以上(128GB以上が理想)

    • 動画ファイルは大容量でストレージ容量が足りないと問題が発生する可能性があるため、少ない場合は外部ストレージを検討する

    • 動画などを保存するスペースのこと

  • 画素数

    • 1000万画素以上がおすすめ

    • 高い画素数は写真データの品質向上に寄与する

    • ただし、画素が高いほどファイルサイズが大きくなるので注意が必要

便利な機能

上記のスペックに加えて、スマートフォンにあると便利な機能をご紹介します。

  • 手振れ補正

    • 手ブレを補正して安定した映像を得ることができる

  • 暗闇補正

    • 低照度条件でも明るい映像を撮影できる

  • オートフォーカス

    • 被写体に自動的にピントを合わせる機能で、シャープな映像が撮れる

  • フリッカーレス

    • フリッカーとは、照明の明滅によっておきる画像のちらつきのこと

    • 映像中の点滅やフリッカー現象を軽減する機能

お勧めのスマートフォン

コストパフォーマンスが高い最新のスマホをご紹介します。

(2023年7月現在。)

  • iPhoneシリーズ

    • SE(第3世代)

    • 13 mini

  • Galaxyシリーズ

    • S20

    • A54 5G

  • Google Pixelシリーズ

    • 7a

    • 6a

  • AQUOSシリーズ

    • sense7

  • Xperiaシリーズ

    • 10Ⅳ

これらのスマートフォンは、動画制作において高品質な映像を得るために適しています。

撮影するシチュエーションに応じた必要な機能と予算を考慮して、スマートフォンを選びましょう。

撮影に必要なもの: スマートフォンスタンド

スマートフォン用のスタンドは、撮影時に非常に役立つアクセサリーの一つです。

スマートフォンスタンドのメリット

  • 一人でも撮影が可能

    • スタンドを使用すると、他の人の助けを借りずに自分自身を撮影できる

  • ブレを抑えられる

    • スタンドを使えば、手ブレを最小限に抑えて安定した映像を撮影できる

  • 高さや設置位置を固定可能

    • スタンドを使ってカメラを高さや角度を調整し、毎回同じ構図で撮影できる

お勧めのスタンド

  • スマートフォン用三脚スタンド

    • スタンダードで、テーブル等がなくても使えるものです。

    • 黒板やホワイトボードを使用した解説動画や、料理や手芸など、手元を真上から撮影するのにもおすすめです。

    • ただし、サイズが少し大きいため持ち運びにはやや不便です。

  • たこ足型卓上三脚

    • 安定性・汎用性の高い卓上モデルです。

    • 持ち運びやすくポールや木にも取り付け可能です。

    • 安定性の面でも評価が高く、卓上での手元を移す撮影や、狭いスペースでの撮影や撮影場所を複数想定してる場合におすすめです。

これらのスタンドを活用することで、映像の安定性と品質を向上させることができるでしょう。

購入時の注意点

アームが長く、くねくねと曲がるスタンドはお勧めをしません。

比較的安価で自由度は高いのですが、スマホの重みに耐えられず、位置が固定できない可能性があります。

撮影の度にカメラの位置や角度を同じにするのが難しくなるため、できれば避けた方がよいでしょう。

撮影に必要なもの: ピンマイク

スマートフォンでの動画制作において、音声の品質は非常に重要です。

通常のスマートフォン内蔵マイクでは、クリアで安定した音声を得るのは難しいことがあります。

eラーニング講座で聞き取りやすい声を撮るためにも、ピンマイクを用意しましょう。

ピンマイクのメリットとデメリット

  • メリット

    • 固定(設置)型のマイクと比べ、マイクとの距離を気にせず、動きながら音量変化が少ない録音ができる

    • 話している人の周辺の音のみを録音でき、不要な音を極力カットできる(背景騒音を最小限に抑え、クリアな音声をキャプチャできる)

  • デメリット

    • ワイヤレスのピンマイクの場合は、動きやすいが遅延や通信に注意が必要

    • スマホに接続するタイプの場合は、スマホと人物との間でのコードの映り込みに注意が必要

    • スマホによっては接続端子が合わない場合があるため、変換コネクタが必要になることがある

一方で、話す人があまり動かない場合や同時に複数人が話す場合は、ピンマイクではなく【設置型のマイク】がお勧めです。

以上のようなメリット・デメリットと、実際に撮影をするシチュエーション等を考慮して、あなたの求める条件に合うマイクを用意しましょう。

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